「子連れで初めてのシンガポール、チャンギ空港に夕方着いてからタクシーはスムーズに乗れるのかな?」「初日の夜、子どもが疲れてグズらないか心配……」
これからお子さんを連れてシンガポール旅行を計画している方は、そんな不安や疑問を抱えていませんか?実は、私自身もまったく同じ不安を抱えていました。
我が家は、私と夫、子どもの家族みんなで、2023年12月22日(金)から12月29日(金)までの7泊8日、年末年始の休みを利用してシンガポールへ行ってきました!観光地を分刻みで駆け足で回るのではなく、ホテルを渡り歩きながら「ホテルのプールやアクティビティも旅の目的にする」というのが我が家のスタイルです。子ども連れということもあり、毎朝しっかり朝食を食べて、夜19時前後には夕食のレストランに入るという、無理のないゆったりした組み立てを心がけました。
今回はその【体験記①】として、旅のスタートである羽田発JAL37便の機内の様子から、チャンギ空港到着後のタクシー移動、そして初日の宿泊先である歴史ある「ザ・フラトン・ホテル・シンガポール」へのチェックインと初日ディナーまでを、私が見て、食べて、感じたリアルな体験談として詳しくレビューします!
【羽田発JL37便】約7時間半の空旅!子連れフライトのリアル
旅の始まりは、12月22日(金)の羽田空港から。私たちは10:55羽田発のJAL37便(直行便)を利用しました。フライト時間は約7時間35分。子どもと一緒に搭乗するには、長すぎず短すぎず、でも油断できない絶妙な時間です。
昼前の出発ということもあり、搭乗前に羽田空港で子どもを少し歩かせて体力を適度に使わせておきました。機内に乗り込むと、JALの客室乗務員さんが笑顔で温かく迎えてくださり、子どもに可愛らしいノベルティグッズ(木製のおもちゃや飛行機の模型など)を差し出してくれるという心遣いが。これには子どもも一気に笑顔になり、機内に入る緊張感が和らいだように感じました。
離陸して安定飛行に入ると、機内食のサービスが始まります。子ども向けチャイルドシートやキッズミールも用意されており、事前に手配していたキッズミールが開かれると、見た目の可愛らしさに子どもは大喜び!しっかりと食べてくれたおかげで、食後は用意してきた絵本を見たり、シートモニターでアニメ映画を観たりしながら、落ち着いて過ごすことができました。
途中、少し退屈してぐずる場面もありましたが、機内を少し一緒に歩いて気分転換をさせたり、お気に入りのシールブックを出したりして乗り切りました。窓の外を眺めると、徐々に青い海と南国らしい雲が広がっていき、「もうすぐシンガポールなんだ!」という実感が湧いてきます。
そして定刻通りの17:30、シンガポールのチャンギ国際空港に無事到着しました!
飛行機のドアが開いて一歩外へ踏み出すと、空港内の冷房の効いた涼しさの向こう側から、どこか南国特有の甘く湿った空気の気配を感じます。まずは入国審査へ向かいましたが、ここで注意したいのが入国手続きです。
※シンガポールへの入国にあたっては、電子入国カード「SG Arrival Card(SGAC)」の事前登録が必要です。手続き方法や規制、税率などは年々変わるため、必ず渡航前に外務省や大使館、公式サイトの最新情報を確認してください。
無事に入国審査を終え、預けていたスーツケースを受け取ってアライバルホールへ出ました。いよいよ、空港からホテルへの移動です!
【チャンギ空港〜ホテル】予約なしタクシー乗り場へ!初日の直行移動レビュー
子連れ旅で最も頭を悩ませるのが「空港からの移動」ですよね。配車アプリを事前に設定しておくべきか、専用送迎を予約しておくべきか……私も行く直前まで迷いましたが、今回は「空港のタクシー乗り場(Taxi Stand)でそのまま拾う」という方法を選びました。
アライバルホールの案内に従って「Taxi」の標識を進むと、すぐに乗り場が見えてきます。17:45頃という夕方の混雑しそうな時間帯だったため、「長蛇の列だったらどうしよう」とヒヤヒヤしていましたが、乗り場には誘導係のスタッフさんが常駐しており、次々と入ってくるタクシーへ整然と案内してくれました。待ち時間はほんの5分程度!予約なしでもまったく問題ありませんでした。
案内されたタクシーのドライバーさんに、英語で初日の宿泊先である「ザ・フラトン・ホテル・シンガポール(1 Fullerton Square)」へ行きたい旨を伝えると、ニッコリ笑って「OK!」と快諾。大きなスーツケースも手際よくトランクへ積み込んでくれました。
車内に乗り込むと、冷房がしっかりと効いていて爽やか!……どころか、少し肌寒いくらい(笑)。子どもの羽織りものを手回り品バッグに入れておいて正解でした。
タクシーが走り出すと、車窓には大きなヤシの木と、スコールが上がったばかりの濡れたアスファルトが広がっています。夕暮れの湿った空気の中に、ほんのり南国独特の土や草木の香りが混ざり合っていて、「本当にシンガポールに来たんだ!」と家族で顔を見合わせてワクワクしました。
空港から高速道路(ECP)を経由して市内中心部へ向かうにつれて、窓の外の景色は一変します。整然と並ぶ高層ビル群や、遠くに見えるマリーナベイエリアの煌びやかなライトアップが目に入り、機内での疲れも吹き飛ぶほどの美しさでした。
道路の混雑もそれほど酷くなく、空港を出発して約30分強、18:30ぴったりに本日のお宿「ザ・フラトン・ホテル・シンガポール」の重厚な車寄せに到着しました。
気になる料金ですが、メーター料金に空港乗り出しの追加料金や時間帯加算が乗る形になります(※タクシー運賃や各種サーチャージは時間帯や車種によって変動します。また為替レートも変わるため、訪問前に必ず公式サイトや現地最新情報を確認してください)。日本円に換算しても高すぎる印象はなく、子どもの体力や荷物の多さを考えると、ドア・ツー・ドアで移動できるタクシーは我が家にとって最高の選択でした。
【18:30着】ザ・フラトン・ホテル・シンガポールへチェックイン
タクシーを降りると、目の前に広がるのはかつて中央郵便局として使われていたというクラシカルで壮麗な建物のドームと重厚な柱!現代的な高層ビルが立ち並ぶシンガポールにあって、この歴史的建造物の佇まいは圧倒的な存在感があります。
今回、我が家は7泊8日の旅の中でホテルを3か所渡り歩くスタイルをとりました。その最初の1か所目として選んだのが、このザ・フラトン・ホテルです(12/22〜12/25の3泊)。
足を踏み入れると、高い天井の開放的なロビーには優雅な生花の香りが漂っていました。スタッフの皆さんの接客も非常に行き届いており、長旅で少し眠そうにしていた子どもに対してもやさしく声をかけてくれました。こうした温かい対応一つで、「このホテルを選んで良かったな」とホッと心が和みます。
18:30という時間帯ということもあり、チェックイン手続きはとてもスムーズでした。重厚感あふれるお部屋へ入ると、落ち着いた色調のインテリアとふかふかのベッドが迎えてくれ、子どもも思わずベッドにダイブ!羽田からのフライトと移動で頑張った心身が、一気にほぐれていくのを感じました。
ただ、ここでゆっくり一押ししたいところですが、時計を見ると18:45。我が家は初日の夕食を19:00に予約していたため、荷物を解くのもそこそこに、サッと身なりを整えてレストランへと向かいました。
【初日19:00ディナー】ホテル内「ラ・ブラッサリー」で優雅な初日夜
子連れ旅の初日において、私が強くおすすめしたいのが「初日の夕食は宿泊ホテル内(またはすぐ近く)のレストランを事前に予約しておくこと」です!
時差(日本とシンガポールの時差はマイナス1時間)や慣れないフライト移動で、初日の夜は大人も子どもも想像以上に体力を消耗しています。ここから夜の街へ繰り出したり、お店を探して迷ったりするのは子連れにとって大きなリスク。我が家はそのリスクを避けるため、チェックインから30分後の19:00に、フラトン・ホテル内にあるフレンチフュージョンレストラン「ラ・ブラッサリー(La Brasserie)」のテーブルをあらかじめ予約しておきました。
ロビーを通り抜け、エレガントな内装のレストランへ入ると、大きな窓の向こうにはマリーナの夜景が輝いていました。格式高い雰囲気でありながらも、スタッフの方は子連れの我が家をとても温かく迎えてくださり、子ども用のハイチェアや食器もすぐに用意してくれました。
注文したお料理は、どれも素材の味が引き立つ繊細な味わい。疲れた身体に温かいスープや香ばしく焼かれたメインディッシュが優しく染み渡ります。子どもも、一口食べると「美味しい!」と笑顔になり、大好きなパンやカトラリーを使ってパクパクと食べてくれました。
※レストランのメニューやコース料金は時期やイベントにより異なります。事前に行く予定のある方は、必ず公式サイトで最新のメニューや料金を確認してください。
食事を終えたのが20:30頃。もしこれが遠くのレストランだったら、そこからタクシーを拾ったり歩いたりして帰らなければなりませんが、今回は「エレベーターで自分の部屋に上がるだけ」。この安心感と楽さは、子連れ旅にとって何物にも代えがたいメリットだと痛感しました。
お部屋に戻り、温かいお風呂につかって旅の汗と疲れを流すと、子どもはベッドに入ってすぐに気持ちよさそうな寝息を立て始めました。窓の外に見えるマリーナベイの静かな夜景を眺めながら、「明日からの本格的な観光も、無理せず楽しもう」と心に誓った初日の夜でした。
正直な感想:子連れシンガポール初日を振り返って
実際に体験してみて感じた、初日の「良かった点」と「いまひとつ・大変だった点」を包み隠さず整理してみました。
良かった点
- 羽田発の昼便(JL37便)は子どものリズムを作りやすい
夜から朝にかけての深夜便と違い、機内で睡眠時間を気にするストレスが少なく、起きている時間を絵本や映画でコントロールしやすかった。 - チャンギ空港のタクシー乗り場は予約なしでも超スムーズ
配車アプリの操作に焦ることもなく、誘導係の方の指示に従うだけでスムーズに乗車できたのは精神的にとても楽だった。 - 初日の夜食をホテル内(ラ・ブラッサリー)で予約していたこと
移動疲れがある中で、店を探す手間や移動時間がゼロだったのは最大の成功要因。19時スタートという時間設定も子どもの体調維持にピッタリだった。
いまひとつ・大変だった点
- タクシーや屋内の冷房が想像以上に強烈
常夏の国とはいえ、車内やホテル内は驚くほど冷房が効いています。初日から子どもが冷えそうになったので、羽織りものは機内だけでなく移動中も必須だと痛感しました。 - 18:30着から19:00夕食のスケジュールは少しバタバタした
チェックインから夕食まで30分しかなかったため、部屋で荷物を開けて一息つく余裕がありませんでした。もう少し間を空けるか、19:30予約でも良かったかもしれないと反省しました。
まとめ:初日子連れ移動の成功のカギとアドバイス
初めての子連れシンガポール旅行。出発前は「空港からスムーズに移動できるか」「初日の夜に子どもがバテないか」と不安ばかりでしたが、実際に終わってみれば、非常に快適で素晴らしい旅のスタートを切ることができました!
今回の体験から、これから子連れでシンガポールへ行く方にお伝えしたいアドバイスは以下の3点です。
- 空港からのタクシー移動は、事前予約なしでも心配しなくてOK!
チャンギ空港のタクシー乗り場は非常にシステム化されており、回転も早いです。無理に複雑な予約を揉まなくても大丈夫でした。 - 初日の夜は「とにかく詰め込まない」が鉄則!
初日は移動だけで想像以上の体力を使います。我が家のように「18:30ホテル着→19:00ホテル内で夕食」といった、移動のないゆったりとした組み立てが子どもの笑顔を守るカギになります。 - 渡航前の最新情報チェックは忘れずに!
SGACの登録や入国手続き、各種料金などは変更されやすいため、渡航直前に外務省や大使館、各施設の公式サイトを必ず確認しておきましょう。
Delimiter
人によって旅のスタイルや体力、お子さんの年齢によって合う・合わないはあると思いますが、「初日は無理をせず、ゆったりとした時間を楽しむ」という選択は、我が家にとって大正解でした。
歴史あるザ・フラトン・ホテルでの最高の雰囲気と、美味しいディナーで満たされた初日。次回【体験記②】では、2日目のフラトン・ホテルでの朝食&プールを満喫したあとに向かった「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)」でのリアルな体験談をお届けします!どうぞお楽しみに!
渡航前の最新情報はこちら
航空券やホテルの料金、入国に必要な手続き(SGACの提出など)は年々変わります。出発前に必ず公式の情報をご確認ください。
